レバレッジをかけるとは!?レバレッジの種類と仕組みをわかりやすく解説。

レバレッジをかけると聞くと皆さんが頭に思い浮かべるのはFXなのではないでしょうか。

今回はそもそもレバレッジをかけるとはどういうことを指すのか、

どのような仕組みで、どのような種類があるのかという点についてお伝えしていきたいと思います。

 

そもそもレバレッジをかけるとは!?

レバレッジという単語をleverageという英単語ベースで意味を理解すると以下のようになります。

他動詞の一つ目『利用する』、名刺の一つ目『影響力』という意味については我々日本人には馴染みがないですが、

それぞれ二つ目『借入金で投機させる』『~にテコ入れする』『テコの作用』『財務テコ率』が、

我々が認識しているleverageですね。

 

【他動】

  1. ~を利用[活用]する◆【同】utilize◆技術文書でよく使われる動詞
    ・An advanced development environment allows you to leverage timely information throughout all phases of a project. : 先進の開発環境により、プロジェクトのあらゆる局面で情報をタイムリーに活用できます。
  2. ~に借入金で投機させる、~にてこ入れする
    ・That project was leveraged by an additional three million dollars of investment from private sources. : そのプロジェクトは、私的機関からの300万ドルの追加投資でてこ入れされました。

【名】

  1. 〔目的を達成するために人々に与える〕影響力
    ・Without power, diplomacy is without leverage. : 力がなければ外交は影響力がない。
  2. てこの作用、てこ装置、てこ比、財務てこ率
    ・Let’s apply the principle of leverage. : てこの原理を応用しよう。<引用:ARC

テコという言葉から分かる通り、実態以上の力を出すということを示します。

皆さんの中にはお金や投資にまつわるものだけがレバレッジと思われている方も多いと思いますが、

しかし、大企業が多くの人を雇って大きなビジネスを行うのも、

社長一人ではできないスケールのことを行うレバレッジですし、

 

大学の試験で色々な方からのレポートをかき集めて試験勉強を円滑に進めるのも、

レバレッジを掛けているとみることが出来ます。

 

今回は投資に限ってレバレッジの種類と仕組みを紐解いていきたいと思います。

レバレッジの種類①証拠金取引:証拠金拠出で為替・株取引にレバレッジ取引を行う仕組み

まず最初に思い浮かべるのはFXや株式信用取引のように証拠金を証券会社に差し入れることにより、

差し入れた金額の何倍もの額の取引きを行うことが出来るようになる仕組みです。

 

なじみ深いFXで説明していきましょう。

尚実際はもっと複雑な計算のもと取引可能額は決定されるのですが、

今回は単純化のためにわかりやすい数値で説明していきます。

 

例えば100万円を証券会社に証拠金として差し入れるとします。

例えば10倍のレバレッジのFX証券会社があり1000万円分のUSD/JPYの買取引きを行ったとします、

ある日急にUSD/JPYが5%下落した場合、運用額が1000万円⇒950万円に減少し証拠金から損失分50万円が支払われます。

 

支払った証拠金ベースでみると▲50%というとんでもない下落を伴います。

更にレバレッジは10倍なので証拠金ベースでは50万円×10倍の500万円分しか取引できませんので、

450万円分は強制手仕舞となってしまうのです。

 

証拠金取引の仕組み

 

いずれにせよ個人が10倍~25倍ものレバレッジを掛けるのは非常に危険で、

FXは特に個人投資家が不利な市場で日本人の個人投資家の勝率は40%となっており、

割の悪い博打にすぎないということが言えると思います。

 

レバレッジの種類②レバレッジ投資信託:今流行の投資信託の仕組みと罠

以前当ブログでも紹介している通り、近年日経平均などの値動きの幅を増幅させる、

レバレッジ型の投資信託が流行しております。

レバレッジ型の投資信託は運用会社が投資家から集めた資金を何倍もの日経平均先物などの先物指数を売買して、

『日々の値動き』の動きを増幅する投資信託です。

 

ハイリスクであることは先ほどと同じなのですが、毎日の動きを増幅した結果、

ある時点で100の指数が50日後に150になったとしても、ダブルブルやトリプルブルが+100%や+150%になるとは限らないのです。

更に指数が小刻みに停滞している時は対象インデックスが横ばいでも、レバレッジ投資信託は下落していくのです。

レバレッジ投資信託のインデックス停滞期の下落

☞ 人気のレバレッジ投資信託をメリット・デメリットから解剖!大損の可能性があるハイリスク・ハイリターン投資の実態。
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☞ 評判の楽天日本株トリプルベアⅢは大損の可能性がある?レバレッジ型投資信託の危険性。

 

上記でも分析している通り、絶対に上がる絶対に下がると確信が持てる時に限って、

一時的に突っ込む投機的な投資先である長期投資には決して向いているとはいえない投資手法なのです。

 

レバレッジの種類③企業の財務レバレッジ:借入金はレバレッジそのもの!?

信用取引を行っておらず、レバレッジを掛けずに株式投資を行っている方も、

投資している企業が借入金を行って事業を営んでいる場合はレバレッジを掛けた投資を行っていると言えます。

 

株式会社は株主からの資本金を元にしてビジネスを行っております。

しかし、事業を拡大するフェーズにある場合は事業拡大速度を加速させる為に、

借入金を行って事業を運営していることがあります。

 

例えば資本金が1000万円で借入金は4000万円とすると5000万円規模の事業を推進させることが出来ます。

5000万円の規模の事業で利益が発生すると1000万円を出資している株主からすると実態以上の利益を獲得できますし、

反対に損失が発生すると1000万円を出資している株主からすると想定以上の損失が発生することになります。

 

結果的に財務レバレッジを大きくかけている企業では業績のブレに対して株価が大きく変動する傾向にあるのです。

確りと儲かる分野でレバレッジを掛けて事業を営んでいるかを考える必要があるんでしょう。

レバレッジのまとめ

レバレッジは実際以上の資金を動かすことにより投資成果をプラスにもマイナスにも増幅させる手法です。

レバレッジには株・為替の証拠金取引やレバレッジ型投資信託、企業の財務レバレッジがあります。

最初の二つは大きな損失を被る可能性が高いことがデータからも実証されており、

長期的な投資先には適しませんし、財務レバレッジが高い企業の場合は事業環境をしっかり分析する必要があります。

 

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