ベンチャーキャピタルによる投資・資金調達とは?仕組みをわかりやすく解説してみる

 

以前に比べれば、

ベンチャー企業が日経新聞などを賑やかせることも増えてきました。

大企業の社員として定年を目指して働くよりも、

起業して上場を目指す、といった若者が増えたということでしょうか。

 

しかし、若者は「若さ」という強みはありつつも、

「資金力」がありません。

 

そこで活躍するのがベンチャーキャピタルということですね。

今回は、そんなベンチャーキャピタルについて、

個人的にもベンチャー投資に興味があることから色々と調査しましたのでアウトプットをしてみたいと思います。

 

ベンチャーキャピタルとは何か?仕組みを解説

ベンチャーキャピタルとは、

ベンチャーの「上場」(IPO)を見越して、有望なベンチャー企業に出資をする金融機関ですね。

企業は上場をすると、市場で評価され、出資者が増加し、基本的には企業価値(時価総額)が高まります。

 

最近ではソフトバンクの子会社がIPOしたことが話題になっていましたね。

ソフトバンク通信子会社、東証が上場承認 12月19日

 

未公開株についても記事を執筆していますので、

上場するとどのようなことが起こるのか?

について詳細に知りたい方は、覗いてみてください。

未公開株が上場(IPO)すると何倍になるの?-ヤフーは上場後1万倍-

 

さて、なぜベンチャーキャピタルは有望なベンチャーに出資をするのか?

それは株式の売却益によるキャピタルゲイン、もしくはその企業自体を売却することを目的に、

大量のキャッシュを手に入れるためですね。

 

しかし、ベンチャーに投資して成功するというのは本当に難しく、

かなりベンチャーの経営者次第なところもあり、100発100中というわけにはいきません。

しかし、上場によるキャピタルゲインは大きく、

100のベンチャー企業に出資して、1社当たっても十分にリターンがあるというのがまたベンチャー投資の醍醐味でしょう。

 

ベンチャーキャピタルは、先に紹介したPEファンド・ブラックストーンのように、

「企業価値」を出資先ベンチャー企業と一緒に高めていく点は一緒です。

 

ベンチャーキャピタルは、出資者を募って、その資金をベンチャー企業に投資していきますが、

創業期のベンチャーはなかなかベンチャーキャピタルに出資してもらうことは難しく、

その場合は「エンジェル投資家」に出資してもらうケースが多いです。

 

エンジェル投資家とは、ベンチャーキャピタルの動きを個人でしているような形態ですね。

元起業家ですでにキャッシュをかなり保有している人がこのような活動をしています。

 

ベンチャーキャピタルによる資金調達のメリット・デメリット。

ベンチャーキャピタルに出資をしてもらうベンチャー側の視点から、

メリットとデメリットを考えてみます。

 

ベンチャーキャピタルによる資金調達のメリット

ベンチャー創業者の視点でベンチャーキャピタルから資金調達をするメリットは、

  • 資金力
  • 経営助言をもらえる
  • コネクション

の2点がやはりとても大きいでしょう。

何よりも経営助言をもらえることは、

客観的な視点が持てなくなる経営者からすれば非常に助かりますし、

また、採用などで困った場合にベンチャーキャピタルがコネクションを使って、

優秀な人材を連れてきてくれることもあります。

 

やはり、ベンチャーキャピタル側も「儲け」がかかっているわけですから、

本気で支援してくれます。

その分、もちろん上場後に株式売却をしても、経営者をはじめとした社員のキャピタルゲインは減少します。

 

ベンチャーキャピタルによる資金調達のデメリット

ベンチャーキャピタルから資金調達するデメリットは、

メリットと表裏一体となってしまいますが、

やはり経営判断の柔軟性に欠けてしまうところです。

 

資金(出資)を提供してもらっている以上、

簡単に事業転換をすることなど、市場を読み取って動くことは難しくなります。

重要な決定事項に関しては必ず株主の承認を得る必要があるのです。

 

例えば、2018年の1月に仮想通貨の取引所運営をしていたコインチェックですが、

NEM流出後に記者会見を行った際に、

5:24〜

COOの大塚氏が、

「株主と確認をする」

「現在検討中」

と回答したところ、

記者が、

「株主に聞かないと経営判断はできないのですか?」

「筆頭株主は誰なんですか?

という質問。

大塚氏が、

「ここにいる和田です」

と回答したところ、

会場では笑いが起きました。

 

しかし、これは記者側がベンチャー界隈の常識を知らないことがよくわかりましたね。

社長が主要株主であろうと、ベンチャーキャピタルが出資している場合は、

簡単にCEOが「この対応でいく」とは決められないのです。

 

コインチェックの会見に関しては、

あまりにも失態を犯した儲かっているベンチャーを叩こうという世論の感情が丸裸になった時期でした。

 

その後マネックス証券が36億円で買収、これは安すぎるくらいですが、

一度資金を流出させたことで買い叩くことができたというところでしょうか。

コインチェック買収で、「金融を再定義する」

 

私の予想ではここから5年以内にはコインチェックもIPOするかと思います。

仮想通貨はなんだかんだいって、世界中の人々のお金の動きが管理できるというメリットを考えると、

時間はかかりますが少しずつ浸透していくと思います。

 

まとめ

以上、ベンチャーキャピタルによる資金調達とは?仕組みをわかりやすく解説してみる、でした。

ベンチャーキャピタルも個人投資家に出資を募っていますが、

ベンチャーキャピタル自体が100発打って1発当たれば、

という思想で運営しているところを見ると、

個人でキャピタルゲインを狙うには、すごく薄利か、ハズレといったような結果になってしまうのでは、

と思い私自身は全く興味がありません。

 

もう少し込み入った、割安企業の企業価値を高めてIPOではなく他社に売却する、

といったPEファンドの方が儲けが出る確率も高く、

面白いと思いますね。

 

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