ソーシャルレンディングで失敗しないために、maneoを題材にリスクをしっかり把握しよう

 

以前にベンチャー企業に少額で投資をする方法として融資型ソーシャルレンディング、株式投資型クラウドファンディングを紹介しましたが、

今回はその「融資型ソーシャルレンディング」について少し解説をしていきたいと思います。

👉エンジェル投資家優遇税制でベンチャー投資に追い風?株式投資型クラウドファンディングでベンチャー投資を始めるのは楽しいがリターンは限定的すぎる話

 

ソーシャルレンディング概要

ソーシャルレンディングとは、

インターネット上でお金を借入したい個人、企業とお金の余裕がある個人、または企業が融資するのを仲介するオンラインサービスですね。

以下のスキーム図がわかりやすいです。

ソーシャルレンディングとは

ソーシャルレンディングとは

 

オンライン仲介業者は貸付先管理が義務付けられ、融資が確約するたびに手数料が入る仕組みですね。

これまでは融資を受ける、といえば銀行に行って、事業計画書を見せて、銀行内で稟議を通してもらってと、

時間がかかり、承認を得るのも難しいものでしたが、複数の一個人からお金を集めるというスキームとなります。

 

SNS上では「寄付」の意味を込めたクラウドファンディングが流行していますが、ソーシャルレンディングは融資であり、

利息も支払われますし、期間が終われば全額返還されます。

 

ソーシャルレンディングプラットフォームはどれくらいあるか?

以下が現状把握できるソーシャルレンディング型プラットフォームになります。

プラットフォーム 形態
maneo(マネオ) 事業融資
クラウドリース 店舗ビジネス向け融資
クラウドバンク 中小企業支援型ローンファンド
クラウドクレジット 事業融資
SBIソーシャルレンディング 不動産担保ローンなど
トラストレンディング 事業融資
スマートレンド 事業融資
さくらソーシャルレンディング 事業融資
グリーンインフラレンディング 環境インフラ向け融資

店舗向けに特化したプラットフォームもあるのは面白いですね。

この中でもmaneoは最近話題になっていて、個人的には注目しています。

少しmaneoの話をします。

maneoとは

ソーシャルレンディングを8年前に国内初のソーシャルレンディング業を開始。

現在では最大手と言われており、maneo自体が大手企業、VCからの資金調達も実施しています。

例えば以下のような企業から出資を受けています。

金融業を営むには、やはり有名企業がバックにいることが前提となります。信頼問題ですね。

maneoのセールストークとして、「利回り5-8%の安定運用」「5,000件、680億円の案件成立を超える実績を誇る業界1位」

となっており、多くの人には魅力的に映るかと思います。

事業者(ベンチャー企業)は資金調達に時間がかかるものですが、ソーシャルレンディングを活用すると、以下が省けますよね。

  • 銀行融資承認プロセス
  • VC資金調達

maneoのローン成約数も年々積み上がっています。

maneo成約

ローン成約額 推移

maneoファンドの案件内容としては、

  • 不動産担保付きローン
  • 企業融資
  • メガソーラープレミアムローンファンド

がメインですね。

maneoの直近のニュース・グリーンインフラレンディング10億円流用?

maneo、監視委が処分勧告 流用額10億円以上

今回の10億円以上の流用額と言われている事象のポイントはですが、

今回多額の不正流用をしていたのは「グリーンインフラレンディング」という再生可能エネルギー事業を営んでいる会社です。

上記の表にもあったかと思います。maneoが同社の管理を怠っていたことを問題視されたということですね。

3,084人と100億円を超える多額の案件ですが、maneoがまだまだ新興企業であるが故に、管理が行き届かなかったというところでしょうか。

maneoはファンド運営業者から依頼を受け、ネット上で投資資金を募る。

ホームページ上に事業の概略や利回りなどの条件を載せ、投資家を集めて業者に仲介する役割を担っている。

監視委が問題視したのは「グリーンインフラレンディング」という運営業者による多額の不正流用を見過ごしていたことだ。

maneoはグリーン社の依頼で、北海道での太陽光発電やスリランカでの水力発電事業への融資名目で年利11~14%で投資家を募集。

3084人から約130億円を集め同社に仲介した。だが実際には同社はグループ会社の増資など事前の説明と異なる目的に集めた資金を流用していた。

 

加えてグループ会社の増資に資金を流用していたと、ロックですね。

やっちゃダメですこれは。

 

まだまだ新しい業界であり、今後知識の集積が進んでいきますので、

業態は改善していくと思いますが、資産運用を安全に確実に増やしていきたいという方が遊んで良い領域ではない気がしますね。

私自身もまずソーシャルレンディング、クラウドファンディングを利用しての資産運用は考えません。

寄付の観点では良いかと思います。

まとめ

資産運用の観点からすると、オンラインであろうとオフラインであろうと、

投資先が魅力的ではない限り、投資はするべきではありません。

ソーシャルレンディングは仕組みこそ、画期的ですが、まだまだ良い投資先がほぼなく、

「経験」をするために資金を少額出すようなものかと思います。

老後に向け、安全な資産を築き上げることができる、資産運用をしていきましょう。

◆2019年以降の最新オルタナティブ投資のおすすめの金融商品をランク付けしています◆

市場連動性が低く、利回りが高いオルタナティブ投資を徹底的に分析している管理人の観点から、現在個人でも日本で投資が可能なオルタナティブ投資先についてランキング形式にしてまとめました。

    【↓最新版:おすすめオルタナティブ投資先ランキング↓】 

オルタナティブ投資としての性格を有し、高い利益を見込めるか安定しているかという点を中心に、以下の5つの要素で評価しています。

  • 収益性
  • 安定性
  • 流動性
  • 手軽さ
  • 将来性

 

長期的な資産形成の一助となれば幸いです。

Click!→ 最新版:おすすめオルタナティブ投資先ランキング

おすすめの記事