評判の楽天日本株トリプルベアⅢは大損の可能性がある?レバレッジ型投資信託の危険性。

レバレッジ型投資信託のリスクについては前回包括的に取りまとめました。

☞ 人気のレバレッジ投資信託をメリット・デメリットから解剖!大損の可能性があるハイリスク・ハイリターン投資の実態。

 

今回はレバレッジ型の投資信託のブル型で有名な楽天日本株トリプルベアⅢについて、

どのような投資信託か運用成績がどうなっているか、今後の見通しについてもお伝えしていきたいと思います。

 

楽天日本株トリプルベアⅢの概要と仕組み

楽天日本株トリプルベアⅢは目論見書によると以下の方針のもと運用されています。

当ファンドは、わが国の株価指数を対象とした先物取引(以下「株価指数先物取引」といいます。)を積
極的に活用することで、日々の基準価額の値動きがわが国の株式市場の値動きに対して概ね3倍程度
反対となることを目指して運用を行います。

<引用:楽天日本株トリプルベアⅢの目論見書>

 

つまり以下図のように日本株指数が10%上昇すれば、楽天日本株トリプルベアⅢは▲30%となり、

日本株指数が▲10%となれば、楽天日本株トリプルベアⅢは+30%となります。

楽天トリプルベアの仕組み

 

我が国の株価指数を言明しておりませんが、日経平均先物を用いてレバレッジを掛けている為、

日経平均に対して3倍の反対の値幅となることを目指す投資信託ということが出来ます。

 

重要なのは毎日のお値動きに対して値幅が3倍になることを目指すということです。

つまり現在T日として以下のように日経平均が動いた場合を考えます。

 

T日:日経平均20,000円    トリプルベア 1000
T+1日:19,000円 (前日比▲5%) ⇒ トリプルベア▲5%×▲3倍 = 15%となり1,150円
T+2日:17,100円 (前日比▲10%) ⇒トリプルベア▲10%×▲3倍=30%となり1,495円

となります。

 

日経平均は20,000円⇒17,100円で▲14.5%となる一方、

この間トリプルベアであれは▲14.5%×▲3倍 = +43.5%となるので、

1,000円 ⇒ 1,435円となりますが実際は1,495円になります。

 

2日間でもこのような差が出てくるので、期間が長くなればなるほどズレは大きくなっていきます。

 

レバレッジを生み出す仕組みとしては投資家から集めた資金を担保にして、

日経平均先物で3倍の量を売り建ててトリプル(3倍)のベア(逆連動)ファンドを仕立てています。

 

レバレッジ型投資信託の仕組み

 

楽天日本株トリプルベアⅢは目的を達しているのか?

楽天日本株トリプルベアⅢは先程申しあげたトリプルベアとしての成績を、

しっかりと実現しているのかを確認する必要があります。

 

多少のブレはありますが、概ね日経平均先物の▲3倍のリターンを叩きだしています。

日経平均先物と楽天日本株トリプル・ベアⅢの値動きの1カ月の比較

2018年10月単体でみると、日経平均先物は24,310円 ⇒ 21,880円となりジャスト▲10%となっています。

一方楽天日本株トリプルブルは1594⇒2,111と32%の上昇になっております。

 

先程述べたような日々の値動きに対して逆3倍なので長期間でみると差異が出やすいのですが、

偶然にも▲10%×▲3倍 = +30%と同じような成績になっていますが、たまたまと捉えたほうが自然です。

 

ともあれ目標としているトリプルベア型の運用が出来ているといえるでしょう。

楽天日本株トリプルベアⅢの運用成績-単体と日経平均との比較-

それでは肝心の楽天日本株トリプルベアⅢの運用成績を紐解いていきましょう。

楽天日本株トリプルベアⅢの単体の運用成績-大きなマイナスを出し続けて・・・-

以下は楽天日本株トリプルベアⅢの基準価格ですが2015年10月7日の10,000円から、

10月末時点で2,111円という悲惨な数値になっています。

楽天日本株トリプルベアⅢの基準価格の推移

年率のリターンでみていくと以下のように▲10%~▲50%の結果となっており、

プラスのリターンを叩きだす年は存在しておりません。

楽天日本株トリプルブルの年率リターン

楽天日本株トリプルベアⅢの運用成績を日経平均と比較

楽天日本株トリプルベアⅢの成績が悪かったのは、市場環境として日経平均が堅調に推移したことが要因として挙げられます。

 

以下ご覧頂きたいのですが、過去2年間日経平均が約20%上昇したことにより、

反対に楽天日本株トリプルベアⅢは約▲60%の下落となっています。

 

市場が総じて二年間でみると堅調だったので、トリプルベアは好調な市況に影響を受けて下落してったという側面があります。

 

日経平均と楽天日本株トリプルベアの過去2年成績比較

 

しかし、市場要因だけではないレバレッジ投資信託特有の下落要因も抱えております。

以下の過去1年間の日経平均と楽天日本株トリプルベアⅢとの値動きを比較したものをご覧ください。

日経平均と楽天日本株トリプルベアの過去1年の成績比較

日経平均は小動きを続けて1年間という単位でみると、殆ど動いていないのですが、

楽天日本株トリプルベアⅢは約▲20%の下落となっています。

 

ブル・ベアに限らずレバレッジ型は対象となるインデックスの価格が停滞して小刻みに動く場合は、

前回レバレッジ型投資信託の罠でお伝えした通り下落する特性があるのです。

 

以下はトリプルブルの例ですが、インデックスが10ずつ上下に動き結果的に最初と同じ値となっても、

トリプルブルは17%下落するという結果になりました。

トリプルベアでも同じことが起こります。

 

レバレッジファンドの成績は市場停滞期に低迷する

 

楽天日本株トリプルベアⅢの見通し

楽天日本株トリプルベアⅢの見通しは日経平均の見通しなのですが、

現在の日経平均は景気息切れ感が見え始めている米国株の影響を受けて足踏みしており

尚且つ日中貿易戦争などの不透明感が増していることによって、どんどん上昇する局面は考えにくくなっています。

 

しかし、現状リーマンショック時の過剰レバレッジなどの下落要因も見つけられておらず、

膠着状態が続く可能性が高いと私は考えています。

 

その為、膠着気には先程お伝えした通りレバレッジ型のファンドは下落する特徴があるため、

現時点の投資は見送った方が賢明でしょう。

 

大きなリターンを狙うならバングラデシュ不動産。数年で6倍を目指そう!

おそらく楽天日本株トリプルベアⅢに投資を検討されている方は、大きなリターンを獲得したい方なのではないでしょうか。

大きなリターンを獲得するためにFXや投信でレバレッジをかけるというのは一見簡単そうです。

しかし結果的に大きく資産を失うことになってしまいます。

 

しかし、大きなリターンを狙うのであれば、特別にレバレッジをかける必要はありません。

私が投資しているバングラデシュ不動産では非常に低いリスクで何倍にも増やすことが可能です。

 

バングラデシュ不動産の魅力については以下で詳細にお伝えしています。

👉 考え抜いてバングラデシュ不動産に投資した理由10個。最も魅力的な新興国不動産の土地について。

 

上記の記事をご覧いただきたいのですが簡単に魅力を説明すると以下の通りです。

  • 経済成長率は8%以上と世界最高水準
  • 長期安定政権を樹立
  • 日本の高度経済成長前期と同じ経済水準
  • 首都ダッカの人口密度は東京の3倍で世界一
  • 新興国不動産では珍しく『土地』に投資が可能
  • Top Field Japanを通せば100万円から投資が可能
  • Top Field Japanは現地大臣ともコネクションがあり有望な土地に投資が可能

 

今は昔、日本が戦後から復興する過程で日本の不動産価格は上昇しつづけました。

下落したのはオイルショックのたった一回だけです。

 

今まさに日本の高度経済成長期の不動産に投資をしたいという方は、

バングラデシュ不動産に2015年から投資を行っている第一人者であるTop Field Japanが期間限定で無料で開催していますので足を運んでみるとよいでしょう。

 

👉 Top Field Japanの公式ページへ

 

同社のセミナーは非常に良心的で、セミナーの最初に『バングラデシュに投資をする必要はありません。』という説明から始まります。

内容に納得し魅力を理解できた方はどうぞ。

というスタンスなので、執拗な勧誘等は全くなく安心して聞ける内容となっていました。

まとめ

楽天日本株トリプルベアⅢは日本株指数のリターンに対して日々逆3倍のリターンを求める投資信託で、

目標通りの成果は出しているのですが、設定以来日経平均が堅調に推移していることに加え、

ここ一年停滞しており停滞時に下落するというインデックスファンドの特性という要因もあり、

設定以来3年で基準価格は5分の1まで下落しています。

 

今後の見通しは日経平均は頭打ち感と下落要素の無さから膠着が想定され、

結果として更に下落する可能性を多いに抱えていると考えています。

 

レバレッジ型の投資信託はピンポイントで大きな利益を得る為に活用することは有用ですが、

長期投資には全く向かない形態のファンドとなっており、長期的に安定して大きなリターンを出したいという方は、

避けたほうが良い投資先なので安易に手を出さない方が賢明でしょう。

 

大きなリターンを狙いたいのであれば、レバレッジ型の投資信託ではなく本当に魅力的な新興国不動産へ投資がおすすめです。

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