クラウドファンディングの種類一覧。株式投資型のメリットとデメリット、ベンチャー企業への投資は不安ばかり?

 

ここまで、以下の記事でベンチャー投資を始める方法、ソーシャルレンディングについて書いてきましたが、

今回は、融資型ではなく、投資型のクラウドファンディングについて紹介してみたいと思います。

 

👉 エンジェル投資家優遇税制でベンチャー投資に追い風?株式投資型クラウドファンディングでベンチャー投資を始めるのは楽しいがリターンは限定的すぎる話

👉 ソーシャルレンディングで失敗しないために、maneoを題材にリスクをしっかり把握しよう

 

融資型ソーシャルレンディングは、利子として毎月お金が入金され、期日になったら戻ってくるというものですが、

クラウドファンディングは投資ですから、配当がある場合もありますが、基本的には期日になったら返してもらえるというものではありません。

そもそもクラウドファンディングにはどのようなプラットフォームがあるのか?などなど、クラウドファンディングを利用することによるメリット・デメリットなどを確認していきましょう。

クラウドファンディングにはどのようなプラットフォームがあるのか?

まずは、以下が有名なクラウドファンディングプラットフォームですね。

いわゆるベンチャー企業への投資をする「株式投資型」クラウドファンディングと、

不動産や、太陽光プロジェクトなどのファンドに出資をする形をとる「ファンド出資型」クラウドファンディングに分けられます。

FUNDINNO 株式投資型、非上場会社向け投資
GoAngel 株式投資型、非上場会社向け投資
EMERADA EQUITY 株式投資型、非上場会社向け投資
INDIEGOGO 株式投資型、非上場会社向け投資
crowdcube 株式投資型、非上場会社向け投資
↓↓↓↓ ファンド型 ↓↓↓↓
オーナーズブック 不動産投資
TATERU FUNDING(タテルファンディング) 不動産投資
SAMURAI 不動産投資、太陽光などプロジェクト投資
ガイアファンディング 海外不動産ファンド投資型融資
ジェイ・レンディング ファンド間接・事業融資
LCレンディング 不動産投資型融資
クラウドリアルティ 不動産投資型融資
アメリカンファンディング 不動産投資型融資
アップルバンク 不動産投資型融資
キャッシュフローファイナンス 不動産投資型融資
ラッキーバンク 不動産投資型融資
ポケットファンディング 沖縄支援型クラウドファンディング
レンデックス 不動産投資型融資
ネクストシフトファンド 社会貢献型投資
プレリートファンド 不動産投資型融資

 

株式投資型クラウドファンディングとはどういうものなのか?FUNDINNOを例に理解しよう

以下のFUNDINNOの動画をみて理解してみましょう。

最近は動画で解説することが主流になってわかりやすいですね。

さて、動画の中身を要約すると以下の通りになります。

  • ファンディーノは気に入ったベンチャー企業に投資をして、株主として応援ができるサービス。
  • ファンディーノでは厳正な審査を通過した選りすぐりのベンチャー企業をプラットフォームに掲載。
  • 投資家の方々に紹介し、期限内に該当企業の目標・募集金額以上に達した場合成約となる。
  • 成約となり出身金の振込後、株式の発行が行われる。
  • ファンディーノを通じてIPOを目指す企業に出資できるだけではなく、プラットフォーム上での投資家同士の情報交換や、投資先企業のIR情報の定期的な確認ができる。
  • さらにエンジェル税制対象企業に投資した場合、税制上の優遇措置を受けることができる。

 

未上場株式の取引制度として、

基本ですが証券会社などがみ上場株式について投資勧誘をすることは禁止とされています。

しかし、株式投資型クラウドファンディングは勧誘が許容されており、

大きな資金を持たない個人投資家もベンチャー企業に投資できるようになったのは画期的ですよね。

株式投資型クラウドファンディング以外にも、

  • 適格機関投資家に対する譲渡制限付き店頭有価証券の私募債
  • 店頭取り扱い有価証券
  • フェニックス銘柄
  • 株主コミュニティ

も未上場株の勧誘が許容されていますのでこれは参考までに。

フェニックス銘柄とかっこいい名前のものもありますが、

一応定義は以下の通りです。

金融商品取引所を上場廃止となった銘柄で、かつ、証券会社が日本証券業協会に対して届出を行った上で、その証券会社が継続的に売り気配・買い気配を提示している銘柄のことをいいます。

<引用:日本証券業界

名前の割に、上場廃止銘柄となったもので、少し分不相応の感じですね。

 

さて、上記でFUNDINNOの株式投資型のクラウドファンディングを理解してきましたが、具体的にメリットとデメリットを知りたいところですよね。

少し解説しましょう。

株式投資型クラウドファンディングのメリット

メリットは3つです。

  • ベンチャー企業に個人でも容易に投資が可能
  • エンジェル税制の優遇を受けることができる
  • 周囲にベンチャー投資をしていると自慢できる

ベンチャー企業への投資は個人ではなかなか創業者とコネクションがない限り難しいという話を以下の記事でしました。

👉 ベンチャーキャピタルに個人で投資するには?国内VCをまずは見てみよう

しかし、クラウドファンディングであれば、「50万円まで」という制限こそありますが、

投資をすること自体は可能です。

また、エンジェル税制の優遇措置を受けることができますので、これもメリットですね。

エンジェル税制は以下の記事を参考にしてみてください。

👉 エンジェル投資家優遇税制でベンチャー投資に追い風?株式投資型クラウドファンディングでベンチャー投資を始めるのは楽しいがリターンは限定的すぎる話

残りは、友人や知り合いに「俺はベンチャー投資をしている投資家だ」と自慢できるかもしれないところでしょうか。

私の友人にもベンチャーに投資をしたいがやり方がわからないという人が多いので、クラウドファンディングで良いのでは?と思い、軽く勧めています。(多くの人は数百万円入れたい、と言いますがベンチャー企業側が断ります)

株式投資型クラウドファンディングのデメリット

デメリットは明確ですね。

  • 上場や売却されない限り、資金が拘束されてしまう
  • 実績がなく、リターンが出るまで不安

クラウドファンディングであっても投資は投資です。

一度出資したら簡単に売却などできません。ましてやベンチャー企業ですから資金繰りは死活問題です。

上場まで何年かかるのでしょう。ベンチャー企業は上場まで10年ほどかかるのも当たり前の世界です。

詳しくは、2018年にIPOした企業を分析している記事が複数あり、まとめページもありますので参考にしてみてください。

👉 初値で大きく利益が出た2018年のIPO株式銘柄を列挙、400万円超の当選株も?時流に乗ったビジネスモデルを一括分析

 

企業の成長というのは時間がかかるものなのです。

最低でも5年くらいは見積もっていた方が良いかもしれませんね。

50万円程度なので、そこまで大きな痛手にはなりませんが、待つ期間は長く、ベンチャー企業ですからそれなりにリスクが高いことも考慮しておくべきでしょう。

M&Aなど会社売却の方が2年以内に結果が出たりしますので、そちらに期待するのもありかと思います。

 

最後に、まだまだクラウドファンディング自体が始まったばかりであり、

実績がないことも少し不安ですよね。

しかし、それは当たり前のことであり、クラウドファンディングでなくてもベンチャー企業への投資というのは実績があろうがなかろうが成功するのは一握りであり、

こればかりは期待して待つしかありません。

着実に資産を積み上げたいという人には向いていない投資であることは間違いないです。

 

こんな感じですかね。

まとめ

今回は株式投資型のクラウドファンディングについて解説をしてきました。

ベンチャーにどうしても投資がしたい、という方には非常に追い風ですが、

着実に資産を積んでいきたいという方は、別の投資を検討するようにしましょう。

今後クラウドファンディングによる投資は増えていくかと思いますが、

50万円の投資金額制限などが撤廃することを期待したいものです。

以上、クラウドファンディングの種類一覧。株式投資型のメリットとデメリット、ベンチャー企業への投資は不安ばかり?…の話題でした。

◆2019年以降の最新オルタナティブ投資のおすすめの金融商品をランク付けしています◆

市場連動性が低く、利回りが高いオルタナティブ投資を徹底的に分析している管理人の観点から、現在個人でも日本で投資が可能なオルタナティブ投資先についてランキング形式にしてまとめました。

    【↓最新版:おすすめオルタナティブ投資先ランキング↓】 

オルタナティブ投資としての性格を有し、高い利益を見込めるか安定しているかという点を中心に、以下の5つの要素で評価しています。

  • 収益性
  • 安定性
  • 流動性
  • 手軽さ
  • 将来性

 

長期的な資産形成の一助となれば幸いです。

Click!→ 最新版:おすすめオルタナティブ投資先ランキング

おすすめの記事